川越見物 山車の構造



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山車の一般的な構造は、四ツ車または三ツ車の台車と、二層の鉾と、人形とからなります。人形と鉾は、上方へせり上がる仕組みになっていて、高さは8mほどにもなります。

囃子台には大太鼓と二つの小太鼓が括り付けられ、祭り囃子が演じられます。鉾の中は楽屋で、囃子方や山車を操作する鳶職が控えています。

鉾と囃子台全体が、回り舞台の様に台車の上で360°回転します。山車が町中ですれ違うときなど、「ひっかわせ」といって、互いの山車が囃子台を回転させて正面を向き合わせ、囃子を打ち合います。

★ 四ツ車の山車が交差点などで曲がる場合は、台車の中心をキリンと呼ばれる大型のジャッキで押し上げ、地面から車輪を浮かせてクルリと向きを変えます。

前輪の向きを変えて、滑らかに曲がる山車もあります。

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